OASのHttpServletRequest実装

WebWork2のリクエストの入り口はServletDispatcherですが、この中でrequest.getParameterMap()を呼び出しています。
サイズの大きいPOSTデータを送信した場合に、ここで待ちが発生していました。


調べてみました。
OASの実装ではEvermindHttpServletRequestクラスになります。
その中でgetParameterMapから呼び出されているHttpQueryParser#parseQueryString()synchronizedがついていました。
このために待ちが発生していたようです。
何のためにつけているのだろう?
OASでサイズの大きいPOSTデータを扱う場合は注意してください。
※ファイルアップロードはどうなのか分かりません。


※ちなみにTomcatの実装であるCoyoteRequestクラスにはsynchronizedはついていませんでした。しかもOASに比べて簡単な実装でした。